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北「調査に時間」拉致被害者家族は憤り

2015年7月3日 12:10
北「調査に時間」拉致被害者家族は憤り

 北朝鮮が日本人行方不明者の全面的な調査には今しばらく時間がかかると日本政府に連絡をしてきたことを受け、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(77)は3日、憤りをあらわにした。

 「我慢に我慢を重ねてずっと待ってきたが、また遅れるってことは政府がやる気があるのかどうかそれにつきる。それが向こうの要望で、わかりましたとそういった態度では、被害者は帰ってこないのではないか」-飯塚代表はさらに、日本政府が北朝鮮に対し期限を明確に切って報告を求めるなど、もっと強い姿勢で交渉してほしいと語った。