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“エボラ”防護服派遣 政府が自衛隊に命令

2014年11月28日 13:55
“エボラ”防護服派遣 政府が自衛隊に命令

 感染が拡大しているエボラ出血熱の防止に向け、政府は医療用の防護服を西アフリカへ輸送するため自衛隊を派遣する事を正式に決め、28日、命令を出した。

 江渡防衛相「(自衛隊による輸送は)政府全体の取り組みの一環として、迅速性、および確実性の観点から大変意義あるものだと考えている」

 政府は国連からの要請を受け、防護服約72万着を提供する。江渡防衛相はこのうち2万着について、自衛隊機を使って国連の活動拠点がある西アフリカのガーナに輸送するよう自衛隊に命令した。エボラ出血熱による自衛隊の現地への派遣は初めてで、来月6日に愛知県小牧基地を出発する予定。