舛添要一前都知事の辞職にともなう東京都知事選挙が１４日に告示され、１７日間の選挙戦が始まる。

　今回の東京都知事選は、舛添要一前知事が政治資金の使い方や公用車の私的利用などの問題で辞職したことに伴い行われるもの。これまでに立候補を表明しているのは以下の１４人。

・小池百合子氏（元防衛相）
・増田寛也氏（元総務相）
・鳥越俊太郎氏（ジャーナリスト）
・マック赤坂氏（政治団体代表）
・中川暢三氏（元大阪市北区長）
・桜井誠氏（市民団体代表）
・今尾貞夫氏（医師）
・山口敏夫氏（元労相）
・立花孝志氏（会社社長）
・山口節生氏（鑑定士）
・高橋尚吾氏（元派遣社員）
・山中雅明氏（政治団体代表）
・上杉隆氏（ジャーナリスト）
・七海ひろこ氏（幸福実現党役員）

　立候補は、１４日午前８時半から午後５時まで受け付けられる。

　東京都の有権者数は約１１３０万人。東京都の知事は、２代続いて任期の途中で政治とカネの問題で辞職している。選挙戦では、こうした問題をどうチェックしていくか、首都直下地震などに備える防災対策や、待機児童や高齢化などの福祉政策をどう充実させるか、さらに２０２０年東京オリンピック・パラリンピック大会の準備を国などと連携しながらどう進めるか、などについて論戦が繰り広げられる見通し。

　東京都知事選は今月３１日が投票で、即日開票される。