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駆けつけ警護“政府全体で議論”稲田防衛相

2016年10月9日 12:07
駆けつけ警護“政府全体で議論”稲田防衛相

 稲田防衛相はアフリカの南スーダンを訪れ、自衛隊の部隊などを視察した。安保関連法で可能になった「駆けつけ警護」などの新たな任務を次に派遣される部隊に与えるかについては「政府全体で判断したい」と述べた。

 南スーダンでの自衛隊の活動を巡っては11月に派遣される予定の部隊に対し、「駆けつけ警護」など、安保関連法で可能となった、新たな任務を与えるかどうかが焦点となっている。このため稲田防衛相は、首都ジュバ市内などを視察し、治安状況などを確認した。

 稲田防衛相「(首都ジュバは)落ちついているということを目で見ることができ、また関係者からもそういうふうに聞くことができました」

 稲田防衛相は新任務の付与について「持ち帰って政府全体で議論していきたい」と述べ、安倍首相らに報告した上で、判断する考えを示した。