日本政府、国家安全保障会議で対応を協議
北朝鮮が28日深夜、日本海に向けて弾道ミサイルを発射したことを受け、日本政府は国家安全保障会議を開き、対応を協議した。
安倍首相「日米韓において、国連安保理における対応を含めて圧力を強化していくことで完全に一致しました」
安倍首相は「北朝鮮の脅威が増したことが現実のものとなったことを認識するに至った」と述べ、高度の警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期していく考えを強調した。
また、菅官房長官は、ミサイルの最大射程について、「少なくとも5500キロを超えるだろう」との認識を示した上で、「一定の技術的進展は得ているんだろう」と指摘した。
一方、岸田外相が防衛相を兼務する中で発射されたことについては、「両省をしっかり指導して、職責を果たしていただいている」と述べ、支障はないと説明した。