第４８回衆議院選挙は自民・公明の与党が衆議院の３分の２を超える３１３議席を獲得し大勝した。

　台風２１号の影響で開票作業が遅れていたが、２３日夕方、全ての議席が確定した。自民党が公示前と同じ２８４議席、公明党が２９議席となっている。これによって与党で憲法改正の国会発議に必要な３分の２を上回る３１３議席を獲得した。

　野党は立憲民主党が菅元首相が小選挙区で議席を獲得するなど公示前の１５議席を大幅に上回る５５議席と大躍進し、野党第一党となった。

　一方、希望の党は小池代表側近の若狭勝前議員が落選するなど公示前から７議席減らす５０議席と苦しい戦いだった。

　また、共産党は１２議席、日本維新の会は１１議席と振るわず、社民党は２議席、「日本のこころ」は議席を獲得できなかった。

　また民進党を離党した山尾志桜里前議員など野党系の無所属候補が２２議席を獲得した。