×

民進党 新代表に大塚参院議員

2017年10月31日 14:01
民進党 新代表に大塚参院議員

 民進党の前原代表の辞任表明に伴う後任の代表に大塚耕平参議院議員が決まった。

 大塚議員は参議院愛知選挙区選出で当選3回、内閣府副大臣や厚生労働副大臣の経験がある。民進党代表選挙は、31日正午から午後1時まで立候補の受付を行った。大塚氏のほかに蓮舫前代表や小川参議院議員会長も出馬を模索したが、立候補を届け出たのは大塚氏のみで新代表に決まった。

 党幹部の1人は「党が割れるのを避けるため候補者を一本化した」と話しているが、ある参議院議員は「蓮舫氏も小川氏も推薦人20人を集められなかった」と語っている。

 大塚氏は当面民進党の立て直しに当たることになるが、党内からは「もう終わる政党だ」との冷ややかな声も出ていて、厳しい党運営が迫られるのは必至。