「知名度不足」の声も 民進党代表に大塚氏
民進党の前原代表の辞任表明に伴う後任の代表に大塚耕平参議院議員が決まった。
大塚氏は参議院議員歴16年で、かつ党内に敵が少ないことが代表に推された大きな理由だが、厳しい党運営が迫られるのは必至。
大塚議員は58歳。参議院愛知選挙区選出の当選3回で内閣府副大臣や厚生労働副大臣の経験がある。
民進党代表選挙は、大塚氏のほかに蓮舫前代表や小川参議院議員会長も出馬を模索したが、実際に推薦人を集めて立候補を届け出たのは大塚氏のみだった。
党幹部の一人は「党が割れるのを避けるため候補者を一本化した」と話しているがある参議院議員は「蓮舫氏も小川氏も推薦人20人を集められなかった」と語っている。
川合参院議員「政権選択可能な2大政党制をつくっていく上で、今後のかじ取りを、そこの部分に焦点をあてたかじ取りをしていただきたい」
一方、党内では早くも「知名度不足だ」「あくの強い人じゃないから当面の代表にちょうどよいだけ」との冷ややかな声もあがっていて、嵐の中の船出となりそうだ。