民進党の大塚代表が、党再建のため、年内にも一度解党して、新党の立ち上げを検討していることが明らかになった。

　民進党は現在、党の再建案を検討しているが、党内では、「民進党では再来年の参議院選挙は戦えない」との声が大勢を占めている。

　こうした中、複数の党関係者によると、大塚代表は、年内にも民進党を解党し、立憲民主党への合流などを検討している議員に参加の判断を迫った上で、名前を変えた新党の立ち上げを検討しているという。１３日の党の幹部会合で、こうした方針が示される見通し。

　しかし、岡田元外相や蓮舫元代表らは「党として存続を決めている」と解党に強く反対していて、まだ紆余（うよ）曲折がありそうだ。