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佐川長官“説明責任果たしていない”と追及

2018年2月13日 12:29
佐川長官“説明責任果たしていない”と追及

衆院・予算委では13日、森友学園の問題をめぐり立憲民主党の長妻代表代行は、財務省の理財局長として記録は破棄していると答弁していた佐川国税庁長官が文書が出てきても説明責任を果たしていないと迫った。

長妻代表代行は佐川氏が国税庁長官を務めていることで16日からの確定申告に影響が出ると追及した。

長妻代表代行「栃木県の方から寄せられた意見は、民間企業で紛失したと言えば隠ぺいを疑われるのに、役所ではそれがまかり通る。そんなのは間違ってます」

麻生財務相「例年と比較して特段の支障が生じている、ということは聞いておりません」

長妻代表代行「こんな逃げ回って、自分は国会にも来ない、会見もしない。でも国民の皆さんは確定申告、来い、来てくれ。こんなの道理通るんですか。総理、記者会見ぐらいはしたほうがいいと思いませんか。総理、いかがですか」

麻生財務相「前職の理財局長の折に、国会において様々のことについてお答えをいたしておりますが、前職のことについて、国税庁長官としてお答えする立場ではないという点も御理解いただければと存じます」

安倍首相「所管の大臣は財務大臣でございますので、財務大臣が答弁したとおりであります」

麻生財務相、安倍首相共に佐川氏は適切に対応しているとの認識を示した。一方、麻生財務相は「確定申告の窓口で苦情もあるかも」とした上で「丁寧に説明したい」と強調した。