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社民党 新党首に又市幹事長が就任

2018年2月25日 18:01
社民党 新党首に又市幹事長が就任

社民党の党大会が24日から2日間の日程で開かれ、新しい党首に又市征治幹事長が就任した。

大会では、吉田前党首の任期満了にともない、又市氏が新たな党首になることが承認された。また、幹事長は吉川政審会長が兼務することになった。

あわせて採択された「運動方針」では、党の現状を「党存亡の危機にある」と位置づけ、来年の参議院選挙において政党要件である「比例区での得票率2%以上」の獲得を目指すことが盛り込まれた。

又市新党首「ピンチをチャンスに変える条件はある。それに結びつける行動を皆さん、本気になってやろうじゃありませんか」

又市氏はさらに憲法9条改正を阻止するため野党共闘を進める考えを強調し、参院選に向けては定員が1人の「1人区」における野党候補の一本化に力を入れる考えを示した。

一方で、立憲民主党とは「政策はほぼ一致している」としながらも、「先に合流ありきはありえない」として、党の合流には慎重な姿勢を示した。