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隠ぺい&改ざん 野党が安倍首相に辞任迫る

2018年4月9日 15:30

民進党の藤田議員は、財務省の決裁文書の改ざんや自衛隊の日報の隠ぺいなどが明らかになったことから、去年10月の衆議院選挙は前提が間違っていたとして、安倍首相に辞任を迫った。

辞任要求に対して安倍首相は、「選挙の公約を果たすことで国民の負託を果たしていく」と強調した。

民進党・藤田議員「総選挙に至る国難うんぬんではなくて、実は情報自身が間違っていた。ですから、これが改ざん総選挙。その改ざんの前提としての隠ぺい。安倍総理自身が晩節を汚すのではなくて、しっかり辞任をしていただいて」

安倍首相「二つの国難を国民の皆さんの信任を得て、乗り越えていくとお約束をし、選挙戦、公約を掲げて選挙を戦ったわけでございます。この国民の負託をしっかりと公約を果たしていくことで果たしていきたい」

また、自衛隊の日報問題をめぐって、小野寺防衛相は、新たに南スーダンPKO(=国連平和維持活動)の日報、1年分以上が発見されたことを明らかにした。小野寺防衛相は、「情報公開請求等について不適切な対応があったと考えざるをえず改めておわび申し上げる」と陳謝した。

日報問題をめぐって、野党側からは「底なし沼のような状態だ」との声が上がっている。