自民党の古屋圭司衆議院議員の事務所が、政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に実際よりも少なく記載した疑いがあると一部報道されたことについて、古屋議員は「過少申告はない」と否定した。

古屋議員の事務所は、２０１６年７月に開いた政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書には６４２万円と記載していた。しかし、一部報道によると、実際の販売額を記録したノートがあり、そこには収支報告書の額より多い、１１００万円以上の額が記入されていたという。

古屋議員「政治資金報告書と入金状況を確認させました。ほとんど差はありません。したがって記事でいうような過少申告はないというふうに認識しています」

古屋議員は自民党に対し「ノートはパーティー券の購入依頼のメモで、実際の収入ではない」などと説明しているという。

一方、野党側は国会で詳しい説明をするよう求めている。