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沖縄・ヘリ不時着炎上事故 調査結果を公表

2018年12月18日 16:40

去年10月、沖縄県の東村で、在日アメリカ軍のヘリコプターが牧草地に不時着し炎上した事故について、防衛省は、アメリカ政府から伝えられた調査結果を公表した。

調査結果によると、普天間基地に所属するCH53ヘリコプターは、空中給油訓練を実施していた際に、第2エンジンに火災が発生したという。

パイロットはこのエンジンを停止し消火を試みたが、鎮火することはできなかったという。電気配線の漏電による火花などが火災の原因だとみられるが、特定はできなかった。

パイロットは、被害を最小限にするため、人や建物がない牧草地を選び緊急着陸したという。

ヘリコプターに搭乗していたパイロットを含む、7人の乗組員の対応については、「火災への対応は適切だった」「航空機から安全に脱出し、地上でケガ人を出さないことにつながった」などと、問題がなかったことを強調している。