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日米首脳、米朝会談に向け緊密な連携を確認

2019年2月21日 0:08

安倍首相は20日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、来週の米朝首脳会談に向けて拉致問題、核・ミサイル問題での緊密な連携を改めて確認した。

安倍首相「日米でじっくりと、そして緊密にすり合わせを行いました。核・ミサイル問題、そして拉致問題の解決に向けて、いっそう緊密に連携をしていくことで一致したところでありますが、特に拉致問題については、より時間をかけてしっかりとお話をいたしました」

会談で安倍首相は、19日の拉致被害者の家族との面会を踏まえ、問題解決に向けた日本の考えを金正恩委員長に直接伝えてほしいと要請した。これに対して、トランプ大統領は「安倍総理が拉致問題を重要と考えていることはよくわかっている」「私も拉致問題を重視する」と応じ、金委員長に日本の考えを直接伝えると全面的な協力を約束したという。

また、両首脳は米朝首脳会談後に、再び電話会談を行うことで一致した。

なお、会談では、トランプ大統領が5月26日から、国賓として来日することも固まった。