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首相「令和」決定を語る 単独インタビュー

2019年4月1日 16:43
首相「令和」決定を語る 単独インタビュー

安倍首相は1日、新しい元号が「令和」に決まったことを受けて、日本テレビの単独インタビューに応じた。新元号の考案を学者に正式に依頼した先月14日以降、「令和」を含む候補について菅官房長官から事前に報告されていたことを明らかにした。

安倍首相「(令和について)最初に「令和」を見たときにはですね、これは梅の花の歌三十ニ首の序文なんですが、あの序文にある厳しい冬を乗り越えて、春の訪れをつげるように梅の花がぱっと咲き誇る、この情景が目に浮かんできました」

安倍首相は最初に「令和」という元号案を見たときの印象をこう語った。

元号の候補は学者から集めた後、菅官房長官のもとで整理され、安倍首相に報告されたという。その際にはワープロ文書の形で示されたという。

安倍首相はまた、1日の一連の選考の中で、元号に関する有識者懇談会では「令和」を推す声が多かったとした一方、その後の全閣僚会議では様々な意見が出たことを明らかにした。

安倍首相「閣僚会議においてはさまざまな意見が出ました。個性豊かな人が多いですからね」

また「令和」の英語表記のイニシャルはRで統一したと明らかにした上で、すでに各国にも伝達したと述べた。