中露メディアは取材拒否 国際メディアセンターから有働キャスターが中継
G7広島サミットをあすに控え、18日、岸田首相は各国の首脳と個別に会談を行っています。広島サミットの国際メディアセンターから有働キャスターが中継で伝えます。
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国際メディアセンターには、ロシアの記者も来ていて、話を聞こうとしたのですが、「今はメディアとして発言するのはすごく難しい。こういう状況下だから国の代表として声を発信するのはできない」と、カメラ取材もNGでした。
一方で、「このサミットではウクライナ侵攻について議論されるけど、それでロシアが変わることはないだろうな」とも話していました。
そして、中国メディアも取材拒否でした。ただ、「答えてあげられれば良いんだけど、こういう状況なので、メディアとしてコメントが難しいんだ」と、両国共に国内の緊張感が伝わってくるような反応でした。
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続いて、サミット会場周辺の警備についてですが、とても厳しくなっていまして、メディアセンターまでたどり着くのも大変でした。取材していた平和記念公園から国際メディアセンターまで2キロほどですが、交通規制がかかっていて、車が全く動きませんでした。
警察官の方に聞いても、理由も解除のメドも教えてもらえず、もういつ動くかも分からないので歩き出したのですが、それでも横断歩道に柵が設置されて渡れないなど、途中、何回か止められるなどして、2キロの道のりを1時間ほどかけて、ようやく到着しました。
広島市民の方も大変だと感じました。