陸自、第一空挺団による新年恒例「降下訓練始め」
陸上自衛隊は、パラシュート部隊「第一空挺(くうてい)団」による新年恒例の「降下訓練始め」を行いました。
この訓練は、自衛隊唯一のパラシュート部隊、「第1空挺団」が、毎年1月に行うものです。
訓練には、隊員およそ240人のほか、アメリカ軍、イギリス軍、今回が初参加となるカナダ軍、フランス軍、ドイツ軍、オランダ軍、インドネシア軍、カンボジア軍からおよそ60人が参加しました。
離島防衛を想定し、敵に奪われた島に見立てたエリアに隊員らが次々と降下。
迫撃砲や車両などもヘリにつり下げて運ばれ、同盟国、同志国などと連携して島を奪還する訓練が行われました。
木原防衛相は「災害対応をしている中にあっても、国の守りは揺るぎないこと、同盟国、同志国との協力連携の状況を内外に示すことは極めて重要」と訓練の意義を強調しました。