岸田首相が先ほどイギリス・ロンドンの金融街・シティで講演し、海外の投資家に投資を呼びかけました。

岸田首相は「インベスト イン キシダ」「岸田に投資を」などと日本への投資を強く呼びかけました。

岸田首相「安心して、日本に投資して欲しい。Invest in Kishia（岸田に投資を）です。成長を続け、しかも安定している日本市場、安全・安心な日本企業・製品・サービスは買いだ」

岸田首相は自ら掲げる「新しい資本主義」の具体像を初めて示し「貯蓄から投資」へのシフトを進め投資による「資産所得倍増プラン」を進めると訴えました。

また、「戦後に次ぐ第二の創業ブームを日本で起こしたい」として5か年計画をまとめると表明しました。

「新しい資本主義」が必要な理由について「格差の拡大」の他、ルールを無視し不公正な経済活動で急激な経済成長をなしとげた権威主義的国家から挑戦にさらされている、と説明しました。

ある官邸幹部は「このままでは中国に負けてしまう。民主主義を守るため『新しい資本主義』が必要だという文脈だ」と指摘しています。