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少なくとも2発の短距離弾道ミサイルだった

2020年3月10日 14:30

河野防衛相は10日朝の会見で、9日、北朝鮮が発射した飛翔(しょう)体について、少なくとも2発の短距離弾道ミサイルだったとの見方を示した。

河野防衛相はこれまで得た情報から、発射されたのは少なくとも2発の短距離弾道ミサイルで、高度は100キロ未満、距離は最大およそ200キロ飛んだと推定していると述べた。このほかに多連装ロケット砲なども合わせて発射された可能性もあるとみて、分析を急いでいる。

河野防衛相は発射の背景について、「北朝鮮国内で新型コロナウイルスの患者が発生しているという報道などもある」とした上で、北朝鮮内部の引き締めを図っている可能性があるとの見方を示した。