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防衛省 政務三役の「印鑑」決裁を電子化へ

2020年4月28日 14:29

新型コロナウイルスの感染防止の観点から防衛省はこれまで印鑑を押して行っていた政務三役による決裁を、電子決裁に変更することを決めました。

防衛省では職員同士の接触を減らすため、すでに多くの部署で職員を2つ以上のグループに分け、在宅勤務者を増やしています。

しかし、政務三役が最終決裁する文書は印鑑を押して決裁していたため、出勤した職員が書類を持ち回ることを余儀なくされていました。

今回、機密文書を除く内部での決裁は電子決済することで、職員の感染リスクを減らし、業務の効率化をはかる狙いがあります。

防衛省は今後、組織の外部と交わす文書についても印鑑による決裁を減らすことにしています。