最終学年から学習活動開始を~萩生田文科相
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休校が続く学校の再開について、萩生田文部科学大臣は、小学6年生や中学3年生などの最終学年から学習活動を開始するよう求める考えを明らかにしました。
休校の長期化により学力の低下や教育格差が広がることに懸念が高まる中、文科省は来月1日、学校再開に向けたガイドラインを示すことにしています。
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萩生田文科大臣「段階的に必要最小限度の教育活動を開始していくことが重要だと文科省では考えてます。その際、例えば、任意の分散登校行い、進学を控える最終学年から学習活動を開始すること。また、学級を複数のグループに分けて登校する時間帯を分けて指導することなど、さまざまな工夫が考えられると思います」
萩生田大臣は、特に、進学を控える小学6年生、中学3年生については「様々なきめ細かい対応を自治体と相談しながら進めていきたい」と述べました。
一方、来月6日に期限を迎える緊急事態宣言について、政府は、全国一律で延長する方向で調整を行っています。政府関係者によりますと延長幅は1か月程度となる見通しですが、5月いっぱいまでとするか、6月上旬までとするのかなど詳細についてはぎりぎりまで検討した上で来月4日にも正式に決定する見通しです。