石破首相、ブリンケン国務長官と会談 経済関係の重要性を確認
日本製鉄によるUSスチール買収が政治問題化する中、石破首相は日本を訪れているアメリカのブリンケン国務長官と会談し、日米の経済関係の重要性を確認しました。
会談では、トランプ政権の発足を前に日米連携の重要性を改めて確認し、石破首相から日米関係を今後も発展させていきたい考えを伝えました。一方、日本製鉄によるUSスチール買収が問題化する中、両氏は日本企業による対米投資を含む日米の経済関係の重要性を確認したということです。
また、これに先だって行われた日米外相会談でも、日本製鉄によるUSスチール買収について岩屋外務大臣が、「国家安全保障上の懸念を理由として買収禁止の判断がなされたことは極めて残念だ」と述べたということです。岩屋大臣はさらに日本側の懸念の払拭に向けた対応をアメリカ側に求めました。
最終更新日:2025年1月7日 19:58