東京、大阪、京都、兵庫への緊急事態宣言の期限、延長に向け菅首相が関係閣僚と詰めの調整を行っています。

焦点となっている休業要請など、今後の対策や延長の幅について菅首相は、６日、方針を固めることにしています。

菅首相は午後５時から西村担当相や田村厚労相らと協議をしています。延長幅については２週間程度や今月末まで、さらに１か月程度という案などが検討されています。

焦点の休業要請の継続については５日の閣僚会合でも「ＧＷだから特別に短期集中で強い措置を行った。延長するからといって同じ措置を継続できる話ではない」などと、対策の緩和を求める意見が出ました。一方で「新規感染者の数が減っていない中で、対策を緩めることは難しい」と話す政府関係者もいて政府内でも意見が分かれています。

政府は７日、対策本部を開いて正式決定する方針です。また、まん延防止等重点措置については、北海道と福岡を追加する方向で検討しています