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岸田総裁 組閣に向け人事の調整本格化

2021年10月2日 11:43
岸田総裁 組閣に向け人事の調整本格化

自民党の新執行部を発足させた岸田総裁は、週明け4日の組閣に向けて人事の調整を本格化させています。

岸田総裁は岸田派の金子恭之元国土交通副大臣を初入閣させる方向で調整を進めています。また、初入閣では、総裁選で岸田氏を支持した無派閥の後藤茂之政調会長代理の入閣も検討されていて、厚生労働相での起用が取りざたされているほか、細田派の末松信介参議院国対委員長の起用が検討されています。

岸田総裁は総裁選で争った候補を起用する考えを示していることから、野田聖子幹事長代行の入閣も有力となっています。

これまでに、官房長官に松野元文部科学相、財務相に鈴木元総務会長が内定しているほか、茂木外相の再任が固まっています。

また、官房副長官にはいずれも岸田派の木原誠二衆議院議員と磯崎仁彦参議院議員を起用することにしています。