防災力強化やクマ被害防止などを盛り込んだ5773億円の秋田県新年度当初予算案を内示 知事選控え骨格編成
県は一般会計の総額がおよそ5773億円の新年度当初予算案を県議会に内示しました。
任期満了まで3か月を切っている佐竹知事。今の任期で退任する意向を示していて4期16年にわたった県予算の編成はこれが最後です。
佐竹知事
「投資促進と地元企業の関連した、振興という、この両面において産業政策をね、進めながらやるということは、何よりもね、最も基本となります」
県が県議会に内示した新年度当初予算案は一般会計の総額がおよそ5773億円です。
この春に新たな知事を決める選挙が控えているため、新規事業を抑えた“骨格予算”で、今年度の当初予算と比べて1%余り少なくなっています。
人口減少や医療・福祉、それに農林水産や教育に関する事業が主な柱で、防災力の強化やクマ被害の防止も基本政策に掲げられています。
新年度の当初予算案を審議する県議会は来月3日に始まります。
最終更新日:2025年1月27日 11:52