河野デジタル相来県 医療マースの取り組みを視察
河野デジタル大臣が秋田市を訪れ、オンライン診療を可能にした医療機器を搭載した車などを視察しました。
午後4時ごろ河野デジタル大臣は秋田県庁を訪れました。
最初に視察したのは、医療機器や通信機材が搭載された車です。看護師を乗せた車が患者のもとに出向き、医師が離れたところにいながら通信技術を使って診療する仕組み、医療マース。県によりますと、医師不足や通院が難しい患者への対応策として県内では仙北市の診療所と秋田大学医学部附属病院で導入されています。
スタッフ
「目のところまで拡大して、腫れてるとか白内障とかそういったものも見れると」
河野大臣「白内障まで?」
スタッフ
「あのー感じることができると」
その後、佐竹知事と面会した河野大臣。
佐竹知事
「いまダム50台の大型のダンプこれが完全無人運転。24時間」
河野大臣
「人出不足が色んな産業に広がってますから。できるところはどんどんやってもらわないと。」
通信技術が進化する一方、課題も浮かび上がっています。秋田大学によりますと、医療マースを巡っては法律の規制にあいまいな部分があり、診療を受けることができる患者を今後どう増やしていくかが課題となっているということです。
河野大臣
「実際に政府として担当するのは厚労省になりますけども、デジタル庁としても必要なバックアップはしっかり考えていきたい。」
河野大臣はこの後由利本荘市に移動し、4日には医療現場のデジタル化などを視察することにしています。