日中外務省局長、東シナ海をめぐりテレビ会議
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外務省の船越アジア大洋州局長と中国外務省の洪亮辺境海洋事務司長がテレビ会議を行い、船越局長は尖閣諸島周辺の領海侵入などに強い懸念を伝えました。
テレビ会議で船越局長は尖閣諸島周辺で相次ぐ中国海警局の船による領海侵入や、東シナ海での一方的なガス田開発などに強い懸念を伝え中国側の対応を強く求めました。
これに対し中国側は従来通りの独自の主張を行ったということです。
東シナ海でのガス田開発をめぐっては、今月20日に日中中間線の中国側の海域で、中国が、新たな「海洋プラットフォーム」を完成させたことが確認されています。
会議では、また海洋調査活動の相互事前通報の枠組みを遵守することの重要性を確認すると共に、関係省庁を交えた全体会合を年内に開催することを目指し引き続き調整していくことで一致しました。