参政党が、次の衆議院選挙熊本1区に擁立を予定していた候補者の公認を取り下げたことがわかりました。

参政党は、熊本1区にヨガ講師のみやたかお氏を公認候補とすることを発表していましたが、22日付で公認を取り下げました。公認を取り下げた理由について参政党熊本県連の高井千歳会長は、｢選挙の時期が見通せない中、仕事や家庭の状況から選挙に向けた活動が難しくなり、最終的に本人の意向で取り下げた｣と説明しています。

また、熊本3区に擁立を予定していた中山直之氏についても、本人の意向を受けるかたちでことし3月に公認を取り下げました。高井会長は｢参政党からの立候補を検討している人もいるので、可能であれば県内の選挙区に2人は候補者をたてたい｣としています。

熊本1区には、これまでに自民党で現職の木原稔氏と立憲民主党の新人の出口慎太郎氏が立候補を予定しています。