過去最大規模817億円余 高岡市新年度予算案発表 能登半島地震からの復旧・復興など
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高岡市の新年度予算案がきょう発表されました。
一般会計で817億円余りで、能登半島地震からの復旧・復興など持続可能な未来都市の実現を柱にしています。
高岡市の新年度予算案は一般会計で817億円余りで、今年度当初より70億円、率にして9.5パーセント増え、過去最大規模となりました。
能登半島地震の被害からの復旧・復興には、一般会計でおよそ19億円、下水道事業会計をあわせて31億円余りを計上しています。
今年3月末までに決める見通しの液状化被害の対策工法をもとに、試験的な施工と結果の解析に2億3100万円を充てます。
人口減少対策には40億円余りを充て、第2子の保育について世帯の所得制限を無くして保育料を半額にしたり副食費を補助したりするとしています。
また、市の借金返済に充てる公債費は81億8000万円で、新年度末の市債残高は今年度より12億円余り減って838億円余りになる見込みです。
高岡市の新年度予算案は、来月3日に開会する市議会定例会に提出されます。