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さながら前哨戦…自民党総裁選「ポスト岸田」候補が続々と石川入り

2024年8月26日 18:56
さながら前哨戦…自民党総裁選「ポスト岸田」候補が続々と石川入り
9月に行われる自民党の総裁選挙。「ポスト岸田」候補たちが相次いで石川県内入りし、地震からの復興を後押しする姿勢をアピールしました。

先週金曜日。
金沢市内を訪れたのは高市早苗 経済安全保障担当大臣。自民党総裁選の候補者として名前があがる中、非公開の講演会に参加しました。

同じ日。輪島市の輪島大祭に姿を現したのは小泉進次郎 元環境相です。あっという間に若者に囲まれた小泉氏は笑顔で写真撮影に応じていました。

8月30日に総裁選への立候補を表明するとみられる小泉氏。記者団から被災地の復興への思いについて聞かれると…。

小泉進次郎 元環境相:
「この祭りにこぎつけた。開催にこぎつけた全ての関係者の皆さん、地元の皆さんの努力に感銘を受けましたね。生業、暮らしの再建、能登の現場は待ったなしですから政治の最優先課題は今の被災地の復興である、このことを決して忘れてはならないと痛感してます」

そしてもう1人。立候補を正式に表明している小林鷹之前経済安全保障担当大臣が24日、被災地を視察しました。輪島市で購入したという「NOTO NOT ALONE」と書かれたTシャツを着て内灘町の液状化被害を確認した小林氏は。

小林鷹之 前経済安保相:
「1日も早くこの復旧復興を実現していくというのは、これこそ政治の力が、まさに政治の意思が試されていると思います。半島の強靭化という文言を法律に入れ込むことでみんなで力を合わせて能登半島の強靭化を進めていきたい」

金沢駅前の街頭演説では、復興支援や物価高対策を訴え、石川1区選出で、財務官僚時代の先輩にあたる小森卓郎 衆院議員が小林氏への支持を求めました。

小森卓郎 衆院議員:
「日本中の人に(小林氏を)わかってもらったら、小林さんは必ず必ず鷹のように飛躍していくと思います」

石川を舞台にさながら前哨戦となったこの2日間。

自民党の総裁選挙は9月12日に告示され、27日に投開票されます。

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