強い台風10号は日本の南を北西方向に進み、あさってには西日本に上陸する恐れがあり県内には30日金曜日に暴風域を伴って最接近する見込みです。

気象台によりますと県内は早ければ29日の夜には暴風域に入る可能性があり30日にかけて暴風や大雨となる恐れがあるということです。

金沢地方気象台・渡邊雅人 観測予報管理官：
「まだ台風遠いんですけど、大雨や強風、波浪、高波に関する対策は事前に行っていただいて、明るいうちにやっていただきたいと思います」

29日から30日は加賀・能登ともに警報級の大雨になるおそれがあり、気象台では土砂災害や低い土地の浸水、強風、高波などに注意・警戒を呼び掛けています。

またJRは、30日以降、北陸エリアの新幹線、在来線ともに計画運休の可能性があるとしていて、台風情報や列車の運行情報に注意して欲しいとしています。