石木ダム早期完成へ大石知事「地域振興に努める」2025年度完成の目標は変わらず《長崎》
県議会では4日、2日目の一般質問が行われました。
石木ダム建設事業に伴う周辺地域の振興について問われた大石知事は、歴代の知事が説明してきた振興策を踏まえて引き続き取り組むと述べました。
(大石知事)
「地域振興策については、関係住民の生活の安定と水源地域の活性化のため重要なもの。関係住民の意見を聞きダム周辺地域の振興に努める」
県は、石木ダム建設によって家屋の移転などに応じた地権者らへの協力金や地域振興などに使われる10億円の基金の創設に向けた予算案を今議会に提案。
工期については、改めて「2025年度の完成を目指す」とし、反対住民らによる妨害活動の影響などを踏まえながら今後の工事の進め方を検討していると説明しました。