石破茂 自民党新総裁が誕生 5回目となる挑戦で初の勝利… 石破氏のこれまでを経歴をふりかえる
鳥取県八頭町がふるさとの石破氏。慶応義塾大学卒業後大手銀行の勤務を経て1986年7月、衆議院選挙に立候補。29歳の若さで初当選を果たします。
2002年には、小泉内閣で防衛庁長官として初入閣。さらに2007年には福田康夫内閣で防衛大臣に就任。そして、2008年9月、初めて自民党総裁選に立候補しますが、結果は5人の候補者中、最下位でした。
その後は、農林水産大臣のほか、自民党の政調会長や幹事長を歴任し、2012年9月には再び総裁選に挑戦するもー。
「安倍晋三くん108票。石破茂くん89票」
圧倒的な地方の党員票を背景に1回目の投票でほかの候補を圧倒しましたが、2回目の投票では安倍・元総理に逆転され、苦汁をなめる結果に…。2018年と2020年にも総裁選に立候補しましたが、いずれも敗れました。
5回目の挑戦で自身「最後の挑戦」と位置づけていた今回の総裁選で、初の勝利をおさめ、鳥取県選出議員として初の総理大臣誕生へ。
岸田総理大臣の次の総理を選ぶ臨時国会について、自民党は野党側に10月1日に召集する方針を伝えています。その後、天皇陛下の任命を受け正式に総理大臣が決定します。