「辞めずにがんばれという声もあり、どうしたものかな…」 辞職勧告決議を受けた松田県議 議員の職にとどまる考え 一方で迷いも?会見中に「辞めるべきだよな」とつぶやく場面も 鳥取県
鳥取県議会のゴルフ同好会の会費横領などの問題で議会から辞職勧告決議を受けた米子市選出の松田正県議が12月20日、鳥取県庁で記者会見を開き、議員の職にとどまる考えを示しました。
松田県議はゴルフ同好会の会費横領や政務活動費の不適切な利用など一連の問題について「深く反省するとともに、県民の皆さまにお詫び申し上げる」などと謝罪。議会の辞職勧告決議に対しては「当然の判断と感じている。極めて重く受け止め反省している」と述べたましたが、自身の進退については警察の捜査が進行中であるとして「司法の判断、今後の動向を見て決める」とし明言を避け、判断を保留しました。
鳥取県議会 松田正県議
「一刻も早く辞めてしまえという声も当然あるし、私の中の思いもある。ただ辞めずにがんばれという声もあり、どうしたものかな…」
辞職勧告を受け、対応に悩んでいると繰り返し、会見中には「辞めるべきだよな」とつぶやく場面もありました。
一方で、すでに自民党から除名されていることや地元後援会が解散していることなどを踏まえ、次の選挙で当選できる望みはないとして、次回の選挙に出馬することはないと強調。議員としての活動は、現在の任期が満了となる2027年4月までと説明しました。