波紋を呼んでいる海上自衛隊大湊地方隊の統合を巡る発言です。自民党の江渡聡徳代議士は「悔しい思いの丈を言ってしまった誹謗中傷の思いはない」と述べました。

海上自衛隊大湊地方隊を巡っては海将のポストと総監部の機能が維持されましたが、横須賀地方隊に統合される改正自衛隊法が成立しました。江渡代議士は今月「地域の活動が少なかったのでそういう状況になってしまった」と発言。地元の経済団体が反発し自民党県連や防衛省などに質問状を提出していました。きょう江渡代議士は取材に対し次のように述べました。

★自民党　江渡聡徳代議士
「将来的にも大湊の定員が減るということにならないようには地元が一体となって防衛省に対して要請を行っていく　そのことが重要である　その私の思いを申し上げたところであります」

県連ではなく「私の思いだ」とし、大湊よりも舞鶴の活動が多かったという認識を説明した上で…

★自民党　江渡聡徳代議士
「（改正自衛隊法の）法律が通ってしまって悔しかった思いがあったもんですから津島県連会長の国政報告会でつい思いの丈を言ってしまったというところがありました　別に誹謗中傷うんぬんという思いでは全然ないです」

江渡代議士が報道陣の取材に答えたことを受け、むつ商工会議所の内田大輔会頭は「発言をきちんと確認したうえでコメントを出したい」としています。