【衆議院選挙】青森2区候補者に聞く「人口減少対策」
少子化や若者の流出など止まらない人口減少への対策について聞きました。
国民民主党の金濱亨さんは自然減の根本は若者の賃金の低さだとし、持続的な賃上げや30歳以下の所得税と住民税を免除する「若者減税」の導入を訴えます。
★国民・新 金濱亨候補
「安心をして結婚できる安心をして子育てができる そのための未来への経済不安がないという状況を作ることが必要ですので、若い世代の所得を上げていく つまり持続的な賃上げ、賃上げプラス我々国民民主党は20代の所得税、住民税の減税・減免というものを訴えています 20代の所得を手取りを増やすということが自然減の一番根本的な課題解決です」
自民党の神田潤一さんは、こども未来戦略『加速化プラン』を推進し出生数を反転させ、東京一極集中の是正に向け仕事づくりなど地方創生を加速すると訴えます。
★自民・前 神田潤一候補
「子育て世代が安心して子育てができるような環境を整えていくこと、社会全体として子供を育てるという意識を改めて、国全体として作っていくことが大事」
「東京一極集中というものの是正が大事になってきます これは本当に大きな課題でありますが、これも石破政権の地方創生という大きな柱の中にテーマとして入ってくると思っています」
共産党の久保将さんは最低賃金を全国一律・1,500円以上に賃上げし、学費を無償化するなど子育てしやすい環境を整備すると訴えます。
★共産・新 久保将候補
「もう少し子どもが育てられるような給料だとか、そういうものも高くなければならないし、(最低賃金を)全国一律1,500円以上にするということで給料の大幅なアップが必要」
「学費は無償にする あとは入学金もタダにするとか本当にやっぱり学ぶ負担を削減していって、子育てにも繋がるし人口減少にも繋がっていく」
無所属の松尾和彦さんは若い外国人の受け入れがカギになるとし、日本で仕事をすることに魅力を感じられるよう教育の質を高めていくと訴えます。
★無・新 松尾和彦候補
「経済的な支援だけではなくて教育の質を上げていく」
「少子化対策もその効果が出るまでには相当数時間がかかるというのであれば実質的に国内へ 海外の人たちが日本で教育を受けたい日本で働きたいとなるように、そういう意味も含めて教育はこれから非常に大事な部分になってくる そのことで社会減を抑えていくことは可能だ」
それぞれの考えをおさらいします。
金濱さんは「賃上げと30歳以下の『若者減税』」
神田さんは「こども未来戦略『加速化プラン』推進」
久保さんは「最低賃金1,500円以上」
松尾さんは「外国人の受け入れがカギ」でした。