【衆院選】愛媛県内 各選挙区の最新情勢は
NNNと読売新聞社が共同で行った世論調査などに基づいて、県内各選挙区の最新情勢を選挙担当の植田さんと見ていきます。
まずは、愛媛1区です。
松山市全域が選挙区の愛媛1区には、前職1人と新人3人のあわせて4人が立候補しています。
1区では、前職の塩崎さんが安定した戦いです。その塩崎さんを、石井さんと香曽我部さんが追いかける展開で、石本さんは出遅れています。
続いて、新たに東予5つの市と町が1つの選挙区となった愛媛2区です。
愛媛2区には、自民と立憲の前職2人と維新の新人1人のあわせて3人が立候補しています。
これまでも与野党が激戦を繰り広げてきた選挙区ですが、立憲の白石さんが幅広い年代から支持を集め先行しています。
自民の井原さんは支持層や経済界などの票固めを図って猛追しています。維新の梶野さんは、巻き返しを図っている状況です。
そして、20市町のうち14市町を占める愛媛3区です。
愛媛3区は、前職1人と新人2人のあわせて3人が立候補しています。
3区は、自民の長谷川さんが保守層が多い南予などで支持を集めて優勢です。
長谷川さんを立憲の越智さんが追いかけていて、共産の西井さんは広がりを欠いています。
最後に投票率ですが、こちらは、きのう現在の県内の期日前投票の状況です。3年前の前回選挙と比べて0.5ポイント下回っています。
こちらは100年前、“選挙権”一票を投じる権利を求める市民と警官が衝突する写真です。
当時、選挙権は25歳以上の高所得の男性だけに限られていましたが、今は18歳以上であれば全員、1人1人に一票があります。
区割り変更などで地方の声が届きにくくなっている中で、意思表示できる機会は貴重だと思います。