知事選挙と衆議院選挙の初のダブル選挙となる岡山県ではきのうまでに期日前投票を行った人は衆院選で伸びている一方知事選は低調傾向が続いています。

　岡山県選挙管理委員会によりますと、衆院選公示翌日の16日から20日までの5日間に期日前投票を済ませた人は8万5301人。前回より0.05ポイント、3759人上回っています。

　区割り変更で5区から4区となって初めての選挙ですが、増減数は1区が前回より1.80倍の8691人増加。2区も1.55倍の8743人プラスでした。3区と4区は14ポイントから35ポイント下回っていますが、解散してから入場券発送までの作業がスムーズだった自治体に伸びている傾向が見られると言う事です。

　岡山県知事選挙の期日前投票者数は9万8450人と過去最低の投票率だった前回を9543人下回っていて、低調な傾向が続いています。

　一方、香川県選挙管理委員会のまとめによりますと、公示日翌日の16日から20日までの5日間に衆院選の期日前投票を済ませた人は、県内で合わせて3万9215人でした。

　前回選挙の同じ時期の8割ほど。特に1区ではおよそ半数にとどまっています。超短期決戦の選挙となる中、県選管は「投票所の入場券の発送が遅れ投票者数が減少しているのではないか」としています。

　期日前投票は、島しょ部などを除き、投開票日の前日の26日まで受け付けていて、入場券がなくても投票できます。