山形市の新年度予算案内示 過去最大規模の1055億円 中心市街地活性化や観光事業推進
山形市の新年度予算案が14日内示されました。一般会計の総額は1055億円余りとなり、過去最大の規模となりました。中心市街地の活性化や観光事業の推進に重点を置いた予算編成となっています。
内示された山形市の新年度一般会計の当初予算額は1055億800万円で、児童手当の支給費など子育て支援関連予算が国の方針に伴い拡充したことなどを受け、過去最大の規模となりました。
主な事業として、中心部の七日町に整備する新たな公園を老舗料亭の旧千歳館の改修工事などと一体となって行う、仮称・花小路公園整備事業に1億3000万円を盛り込んでいます。
また、JR山形駅周辺への整備を検討している「日本一の観光案内所」について、施設が備えるべき機能を研究する費用として1億196万円を計上しています。
山形市・佐藤孝弘市長「これまでは蔵王と山寺が観光地だった。これに街なかも加えて市全体として観光都市に向け進んでいく。そういったところもこの予算から読み取れる」
山形市の新年度予算案は2月27日に開会する予定の市議会3月定例会で審議されます。