【速報】「野党で候補者一本化して与党と対決すべき」維新の吉村新代表が参院選で予備選実施の考え示す「辻元さんと一緒に選挙協力をやるなんてありえないので…」
1日の日本維新の会の代表選で新たに代表に選出された大阪府知事の吉村洋文氏が2日、読売テレビの「かんさい情報ネットten.」に出演し、来年行われる次期参院選で、立憲や国民などと「(候補者を)一本化して、自民党与党と対決すべきだと思っています」と語りました。
具体的な候補の調整について問われた吉村氏は、「(相手は)立憲とか国民なんかになってくる。ただ、立憲には辻元清美さんがいらっしゃるから、僕が辻元さんと一緒に選挙協力をやるなんてありえないので、選挙協力じゃないんです」と断ったうえで、野党内で予備選を実施した上で、「その選挙区の誰が決勝戦に残るかっていうのを決めるべきだと思う。ルール決めは非常に難しいが、そこにチャレンジをしたい」と述べました。
予備選を実施する選挙区について、「複数当選する枠があるところはぶつかり合ったらいい」として、参院選ではあくまで「1人区」に絞る考えを示し、「エリアのこだわりはないが、(維新は)最終的には道州制を目指す。例えば、九州だったら福岡だとか(主要都市に)同じような考え方を持ってる議員を増やしたいし、できれば首長も増やしたい。これを戦略的にいきたい、自分たちの戦力っていうのはきちんと冷静に見極めて、集中投下して局所戦に持っていくのが弱いチームのやり方だ」と話しました。
また、維新の目標を「野党第一党」から「与党過半数割れ」に変えたことについて、「政策を実現し、公約を実行するため。100%は無理だけれど一つでも二つでも、あるいはその一つの半分であったとしても、公約を実現して実績を残した方が僕はいいと思ってます」と語りました。