両陛下が都内の障害者雇用の会社へ 現地視察は3年ぶり
天皇皇后両陛下は25日午後、障害のある人たちが働く様子を視察するため、都内の会社に到着されました。
天皇皇后両陛下は25日午後、東京・中央区の障害者雇用を促進するためにつくられた会社「サンキュウ・ウィズ」を訪問されています。
両陛下は12月の障害者週間にちなんで、障害者支援の施設を訪れ人々と交流することを恒例とされていますが、日程調整によりこの時期になりました。
この会社への訪問は、厚生労働省の推薦により決まったもので、およそ90人の従業員のうち、およそ70人が障害のある人で、特性に応じた業務を行っているということです。
両陛下は、会社内のカフェの業務やパソコン作業の様子などを視察されます。
コロナ禍以降、2回続けてオンラインでの視察だったため、実際に現地を訪ねられるのは3年ぶりとなりました。