来年1月引退「ドクターイエロー」体験乗車会行われる 抽選倍率170倍超
新幹線のお医者さんとも呼ばれ、引退が予定される「ドクターイエロー」。12日、抽選倍率170倍以上となった体験乗車会が行われました。
東海道・山陽新幹線を走行しながら、線路や設備を検査する「ドクターイエロー」。JR東海が所有する車両は来年1月の引退が発表されています。
引退が迫る中、12日は一般の乗客を対象にした体験乗車会が行われ、抽選で選ばれた50人が、架線周辺の障害物やパンタグラフなどを確認する「観測ドーム」に座るなどして、普段は見られない内部の見学を楽しみました。
参加者「見たこともなかったので、初めて見られていい経験させてもらっているなと」「なかなかこれだけ機械があると思ってもみなかったし、このスピードで観測していること自体がすごいなと思いました」
大人4万8000円という参加費でしたが、抽選の倍率はおよそ177倍にのぼったということです。