“幸せ”呼ぶ「ドクターイエロー」引退発表…別れを前にファン待望の瞬間【バンキシャ!】
線路のゆがみなどを検査する車両「ドクターイエロー」が、老朽化のため引退すると発表されました。“見ると幸せが訪れる”と多くのファンに愛されてきた黄色い新幹線。颯爽と走る姿を写真に残そうと、10時間近くも待ち続けたファンの姿を取材しました。【バンキシャ!】
***
15日、各地に現れたのは、息を止めカメラを構える人たち。その先には…
バンキシャ!(東京)
「今ドクターイエローが見えてきました。あちらが、見ると幸せになると言われているドクターイエローです」
バンキシャ!(愛知・名古屋市)
「今ドクターイエローが通過しています」
「来た来た来た来た!」
突然の引退発表。直後のファンの姿を追った。
15日、バンキシャ!は、静岡県富士市へ。そこには、カメラを持った鉄道ファンの姿が。
撮影に来ていた人(71)
「富士山を背景にドクターイエローの写真を撮れたらと思って」
ここは鉄道ファンの間で有名な、富士山と新幹線を同時に撮影できるスポット。突然の引退発表にファンは…
撮影に来ていた人(71)
「残念ですね(引退は)来年の1月ですよね」
線路のゆがみなどを検査する「ドクターイエロー」。JR東海は2025年1月、JR西日本は2027年以降に運行を終了するという。
運行ダイヤは公表されていないことから、“見ると幸せが訪れる”と親しまれてきたドクターイエロー。ファンは、何の情報をもとに待ち構えているのか。
バンキシャ!
「どうやって(運行を)知った?」
撮影に来ていた人(71)
「(ファンが)インターネットに上げているドクターイエローの運行予定日を探して」
ネットの情報をもとに、朝7時半から場所取りをしているという。その約10時間後。
バンキシャ!
「続々と人が集まって来ています」
バンキシャ!
「3台で撮るんですか?」
撮影に来ていた人(71)
「これ(スマホ)で動画」
バンキシャ!
「スマホで動画を撮るんですか? 2台で写真ですか?」
撮影に来ていた人(71)
「そうです」
いよいよその時が――
ドクターイエローが通過した。10時間近く待って、撮影は一瞬。
撮影に来ていた人(71)
「撮れました!」
バンキシャ!
「いい感じですか?」
撮影に来ていた人(71)
「そう」
自信作を見せてもらった。狙い通りの映像だ(撮影:小木曽通博さん)。
***
愛知県名古屋市にある、「リニア・鉄道館」。ここには、旧型のドクターイエローが展示されている。
出会ったのは平田さん親子。
息子 平田楓真くん(8)
「(引退は)悲しいと思いました」
バンキシャ!
「ドクターイエローに会いたい気持ちになった?」
頷いた楓真くんに、母は…
母
「会いにいこうね」
小さい頃から、大好きなドクターイエローのスプーンを使う楓真くん。まだ一度も走る姿を見たことがないという。
15日夕方、近くを通過するかも、という情報を伝えると…
ドクターイエローファンの楓真くんは、憧れのドクターイエローが走る姿を一目見るため、情報をもとに駅のホームへ。そして、ついに…
楓真くん(8)
「待ってあれ?!」
母
「来た来た来た来た!!!」
弟(3)
「きゃー!!」
母
「来たぁー!」
初めて見る実物に…
母
「感想言って」
楓真くん(8)
「幸せな気持ちになった…」
走り続けて25年。引退後の検査は、一般の車両に機器を取り付け、実施するという。
*6月16日放送『真相報道バンキシャ!』より
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15日、各地に現れたのは、息を止めカメラを構える人たち。その先には…
バンキシャ!(東京)
「今ドクターイエローが見えてきました。あちらが、見ると幸せになると言われているドクターイエローです」
バンキシャ!(愛知・名古屋市)
「今ドクターイエローが通過しています」
「来た来た来た来た!」
突然の引退発表。直後のファンの姿を追った。
15日、バンキシャ!は、静岡県富士市へ。そこには、カメラを持った鉄道ファンの姿が。
撮影に来ていた人(71)
「富士山を背景にドクターイエローの写真を撮れたらと思って」
ここは鉄道ファンの間で有名な、富士山と新幹線を同時に撮影できるスポット。突然の引退発表にファンは…
撮影に来ていた人(71)
「残念ですね(引退は)来年の1月ですよね」
線路のゆがみなどを検査する「ドクターイエロー」。JR東海は2025年1月、JR西日本は2027年以降に運行を終了するという。
運行ダイヤは公表されていないことから、“見ると幸せが訪れる”と親しまれてきたドクターイエロー。ファンは、何の情報をもとに待ち構えているのか。
バンキシャ!
「どうやって(運行を)知った?」
撮影に来ていた人(71)
「(ファンが)インターネットに上げているドクターイエローの運行予定日を探して」
ネットの情報をもとに、朝7時半から場所取りをしているという。その約10時間後。
バンキシャ!
「続々と人が集まって来ています」
バンキシャ!
「3台で撮るんですか?」
撮影に来ていた人(71)
「これ(スマホ)で動画」
バンキシャ!
「スマホで動画を撮るんですか? 2台で写真ですか?」
撮影に来ていた人(71)
「そうです」
いよいよその時が――
ドクターイエローが通過した。10時間近く待って、撮影は一瞬。
撮影に来ていた人(71)
「撮れました!」
バンキシャ!
「いい感じですか?」
撮影に来ていた人(71)
「そう」
自信作を見せてもらった。狙い通りの映像だ(撮影:小木曽通博さん)。
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愛知県名古屋市にある、「リニア・鉄道館」。ここには、旧型のドクターイエローが展示されている。
出会ったのは平田さん親子。
息子 平田楓真くん(8)
「(引退は)悲しいと思いました」
バンキシャ!
「ドクターイエローに会いたい気持ちになった?」
頷いた楓真くんに、母は…
母
「会いにいこうね」
小さい頃から、大好きなドクターイエローのスプーンを使う楓真くん。まだ一度も走る姿を見たことがないという。
15日夕方、近くを通過するかも、という情報を伝えると…
ドクターイエローファンの楓真くんは、憧れのドクターイエローが走る姿を一目見るため、情報をもとに駅のホームへ。そして、ついに…
楓真くん(8)
「待ってあれ?!」
母
「来た来た来た来た!!!」
弟(3)
「きゃー!!」
母
「来たぁー!」
初めて見る実物に…
母
「感想言って」
楓真くん(8)
「幸せな気持ちになった…」
走り続けて25年。引退後の検査は、一般の車両に機器を取り付け、実施するという。
*6月16日放送『真相報道バンキシャ!』より