×

妻殺害事件初公判 元長野県議が“無罪”主張

2024年10月16日 12:09
妻殺害事件初公判 元長野県議が“無罪”主張

3年前、長野県塩尻市で妻を殺害した罪に問われている元長野県議会議員の男の初公判が始まり、被告は起訴内容を否認し、無罪を主張しました。

16日午前10時に始まった裁判員裁判ですが、丸山被告は黒のスーツを着て落ち着いた様子で出廷しました。丸山被告は「妻を殺害したのは私ではありません」と起訴内容を否認しました。

殺人の罪に問われているのは、長野県塩尻市の元県議会議員・丸山大輔被告(50)です。起訴状などによりますと、丸山被告は2021年9月、塩尻市の自宅兼酒蔵で妻・希美さん(当時47)の首を何らかの方法で圧迫し窒息させて殺害したとされています。

丸山被告は逮捕から一貫して容疑を否認しており、弁護側は事件発生時、被告は現場からおよそ80キロ離れた長野市の「議員会館にいた」と無罪を主張しました。

最大の争点は、丸山被告が「犯人かどうか」の「犯人性」です。今回の裁判員裁判では、まだ明らかになっていない殺害の方法や動機など4つのテーマに分けて、23日間にわたって審理され、12月23日に判決が言い渡される予定です。