「断腸の思い」人気ラーメン店の「龍」立体看板…しっぽ切断へ 大阪
大阪の人気ラーメン店の「龍」の立体看板をめぐり、民事裁判でしっぽの部分の撤去を命じられたことを受け、運営会社はしっぽの切断を決めました。
大阪・ミナミの「金龍ラーメン道頓堀店」で目印となっている大きな「龍」の立体看板。
しかし、この看板をめぐり、隣接する土地を所有する不動産会社が敷地からはみ出したしっぽなどの撤去を求め提訴。
裁判は一審・二審ともに「土地を使用する際の収益が妨げられ、不利益は大きい」などとして、運営会社に対し、しっぽなどを撤去するよう命じていました。
運営会社によりますと、最高裁への上告を断念し、判決に従って今月下旬にもしっぽを切る予定だということです。
運営会社は「断腸の思いではあるが、大阪ミナミエリアのにぎわい創出に微力ながらも貢献していく所存です」とコメントしています。