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「つばさの党」関係先に家宅捜索 黒川代表「適法なことをやっている」

2024年5月13日 14:16
「つばさの党」関係先に家宅捜索 黒川代表「適法なことをやっている」

先月28日に投開票が行われた衆議院東京15区補欠選挙を巡り、政治団体「つばさの党」の代表らがほかの候補者の選挙活動を妨害した疑いがあるとして警視庁が「つばさの党」の事務所など関係先の家宅捜索に入りました。

捜査関係者によりますと、13日に警視庁が公職選挙法違反の疑いで家宅捜索を行ったのは、東京・千代田区にある政治団体「つばさの党」の事務所や埼玉県朝霞市の黒川敦彦代表の自宅、練馬区の根本良輔氏の自宅です。

先月28日に投開票が行われた衆議院東京15区の補欠選挙で「つばさの党」からは根本良輔氏が出馬していましたが、ほかの候補者の街頭演説の近くで大音量で演説したり、クラクションを鳴らしたりした行為が公職選挙法の「自由妨害罪」にあたるとして警視庁は選挙期間中に、黒川代表や根本氏ら3人に警告を出していました。

家宅捜索を受け、黒川代表は――

つばさの党・黒川代表
「我々は表現の自由の中で適法なことをやっていると理解しています」

「つばさの党」の一連の活動を巡っては、選挙妨害だとして各陣営から警視庁に対して被害届が出され受理されていて、警視庁は押収物を調べるなどして選挙違反にあたるかどうか慎重に調べる方針です。