【速報】「つばさの党」の関係先に警視庁が家宅捜索…衆議院東京15区の補欠選挙で“選挙妨害”か
先月28日投開票だった衆議院東京15区補欠選挙を巡り、政治団体「つばさの党」の代表らがほかの候補者の選挙活動を妨害した疑いがあるとして、警視庁が「つばさの党」の事務所など関係先へ家宅捜索に入りました。
捜査関係者によりますと、13日、警視庁が公職選挙法違反の疑いで家宅捜索に入ったのは東京・千代田区の政治団体「つばさの党」の事務所や埼玉県朝霞市の黒川敦彦代表(45)の自宅、練馬区の根本良輔氏(29)の自宅です。
先月28日に投開票が行われた衆議院東京15区の補欠選挙で「つばさの党」からは根本良輔氏が出馬していましたが、ほかの候補者の街頭演説の近くで大音量で演説したり、クラクションを鳴らしたりした行為が公職選挙法の「自由妨害罪」にあたるとして警視庁は選挙期間中に黒川代表や根本氏ら3人に警告を出していました。
警視庁は家宅捜索を行って押収物を調べるなどし「つばさの党」の行為が選挙違反にあたるかどうか慎重に調べる方針です。
「つばさの党」の一連の活動を巡っては、各陣営から“恐怖を感じた”“選挙妨害”との声が相次ぐ一方、「つばさの党」側は自分たちも候補者を出していて、“表現の自由”の範囲内だと主張しています。