日本被団協のクラウドファンディング 1日で目標金額に到達
今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協=「日本原水爆被害者団体協議会」がノーベル平和賞の授賞式に出席するために開始したクラウドファンディングが、わずか1日あまりで目標金額に到達しました。
このクラウドファンディングは、授賞式へ出席する代表団31人の現地への渡航費や宿泊費などを捻出するため、15日午前0時に始まったものです。
被団協によりますと、目標金額を1000万円としていましたが、開始からわずか1日あまりで目標金額に到達したということです。
16日午後2時の時点では、2000人を超える支援者から1500万円を超える支援が集まっています。
支援が集まったことについて、日本被団協の工藤雅子事務室長は「2000人という多くの支援者の方に支援を頂きありがたい」「こんなに早く達成すると思わなかった」と話していました。
被団協によりますと、代表団の介助などで現地に同行する家族もおり、旅費負担を軽くするためにも、予定期限である、来月15日まで支援を募りたいとしています。