飛騨高山で消息絶った82歳ドイツ人観光客 東京で“発見” 新幹線で…
岐阜県高山市を訪れ、行方不明になっていた82歳のドイツ人観光客が、25日に東京で発見されました。
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ドイツからの観光ツアーで日本を訪れていたシュナイダー・アドルフさん(82)。前日の22日に岐阜県高山市に入ったアドルフさんは、翌23日の午前8時半ごろ、市内のホテルで確認されたのを最後に消息を絶ちました。
アドルフさんは高齢で日本語が全く話せないことなどから、警察は25日、公開捜査に踏み切りました。するとその夜、アドルフさんが“東京都内”にいることがわかったのです。
なぜ、アドルフさんは東京にいたのでしょうか。
ツアーで高山市内を観光した後、集合時間を間違えたことで、「置いて行かれた」と思い込んだアドルフさん。帰国する28日の飛行機に間に合うように、新幹線などで東京に移動したということです。
アドルフさんが宿泊していた都内のホテルの従業員が、インターネットのニュースで行方不明のことを知り、アドルフさんに確認したということです。